先週末、徹夜作業明けの私に入ってきたのは祖父の訃報でした。
7月初旬、母親から「調子が悪くて後2、3日」と聞かされていました。
そのときは医者曰く「驚異的な回復」によって話すほどに戻ったそうです。
なので安心していたのですが...。
今週は出張が重なっていて(かつ頼んでいたその出張の準備もイマイチだったため)、葬式には出席しませんでした。
ただ、葬儀が始まった頃には静かに合掌を。
思えば95歳(享年は96歳)まで生きたのは我が祖父ながらすごいと思っています。
バナナを持って二カーッと笑う祖父の顔を思い出すと少し涙が出そうになります...。
そう言えば、大学時代に中国地方を1周したときに寄った際は私を含めた3人にポカリスエットの缶をくれました。
(先週明石焼きを食べた際たこやきさんとそのことを話したばかり)
晩年は親子三代で仲が悪かったため(私ではなく兄)、なかなか顔を合わせる機会がなかったようですが、兄は葬儀に出席したようです。
兄が大阪に深夜バスで帰る夜、既に酔っていた父が「送るのについていく」と言い出した模様。
いつもならとっとと自分の部屋に戻って寝てしまうところなのですが。
(それくらい彼らは普段話をほとんどしない)
その日に限っては半ば無理矢理車に乗り、送りに出たそうです。
で、別れる前、父は兄に
「今回はよく戻ってきたな、また帰って来いよ」
と告げたそうです。
そのとき、人一倍不器用な親子が多少は分かり合えたのかなぁ、と後で母親から聞かされて感じました。
今のところ当分帰れそうにないけど、いつかまた家族が揃いそうなときに帰ろうかなぁ。